- 
2015.09.12自然素材にも質の違いがあるこんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり 
 住まう人と共に呼吸する家づくりをする
 木造注文住宅専門、地域密着工務店の
 サイトウホーム代表の斎藤浩司です。自然素材なら何でも良いとは限りません。 最近は随分と涼しくなり、夜も過ごしやすくなりました。季節の変わり目だから 
 でしょうか、我が家の子供4人のうち、長女以外は風邪でダウンしております。帰りが遅い僕は子供の寝顔を見て、おでこの熱さましシートを見てそう感じています。 
 今、この家でこうして家族と一緒に穏やかに暮らせる事を幸せに感じるし、もっともっと、仕事を頑張ろうと思います。僕は家づくりを仕事としているから、この仕事 
 をする事で、「絶対に忘れちゃいけない事があります」 今の家を建てる前は小さな借家に住んでいました。場所は愛知県豊田市の北部。 
 一歩覗くとそこは、田んぼと林に囲まれた場所。夜なんかは狸が出たり、散歩してると色んな動物や昆虫がいて、まだ小さい子供達の反応を見ていてとても 
 楽しかったですね。4人目の末っ子は長女と一回りの12歳、歳が離れていて
 当時は生れてなくて子供3人でした。その一軒家の借家は倉庫を賃貸住宅用に40年ほど前に直した建物でした。 
 夏は暑く冬は寒くお世辞でも快適とは言えない住宅でした。でも、小さい3人の子供達をのびのびと育てたくてその場所を環境として選びました。 
 実は、その前は団地に住んでいたのですが、環境が悪く子供の音がうるさいとか苦情も時々あり、とても暮らしにくかったのです。赤ん坊は泣くのが仕事。 
 1歳や3歳の子供に「シーー」と言うのもどうか?やっぱりのびのび育てたくて嫁と相談して一軒家の借家を探しました。 
 本当は、マイホームが欲しかったのですが「どうせ無理だろう」が、先にあり結果として7年間この借家で暮しました。元々、倉庫だったので壁と屋根に断熱材 
 もなく非常に暮らしにくかった。床も合板、壁も合板とビニールクロス。「もう、シックハウス、バリバリですわ」 この時期、大工を辞め建築・不動産の会社へ入社。ここの会社でも、僕を待っていたのは 「シックハウスの家づくり」 自宅も仕事もシックハウスの家づくり。僕の大工時代していた家づくりとは全く違う。 
 「本物の家づくりの修業」からこの業界に入った為、「妙な罪悪感」を常に持っていました。
 どんなシックハウスでも子供をのびのび育てたい。良く考えると賃貸マンションでも
 シックハウスな訳だしシックハウスに変わらないのであれば「のびのびという環境を選ぶ」を選択しました。 子育て世代の方なら当時の僕と同じ思いの方も多いのではないでしょうか。 
 親となれば子供の事を最優先に考えるのは当然。「でも何が正しい?何て答えはありません」 そして、自然素材の家づくり、建築会社としての独立を機に我が家の家づくりが 
 スタートしました。だから、シックハウスのうっぷんを晴らすかのように「自然素材にこだわったのです」いや、正直に言いますと 
 「自然素材なら何でも良かった」のです。当時の僕は自然素材なら皆、同じ。という感覚でした。実は自然素材にも色々 
 グレードと言いますか、鮮度があるのです。床材も無垢の価格はピン切りです。「安いのを探せばこれでもかって位あるし」 でも、その価格には訳があるのです。事実、僕の自宅の床材もそんな安いのを 
 注文したもんだから「大変でした」1階の床材は1梱包のうち、半分も使えない反りの激しいフローリングや、微妙を超える幅、 
 厚みの違いのフローリングも多く目安の床材の倍以上注文した経緯があります。そこで、
 2階のリビングの床材は質で選びました。結果として1階と2階と総額に
 大差はなく、「これなら、始めから質の良いフローリングを 
 選べばよかった」と思い直しました。塗り壁材も価格で低価格を選ぶと似たような失敗が 
 起こります。「やはり、質で選ぶべき部位は質で選びましょう」 独立後、心からお客さんに提案出来る材料とも出会い、今は自信を持って質の良い 
 材料でこだわりと僕と同じ志をもった職人さんが施工します。僕が言える事は、自分の目で確認して 
 感じて本当のこだわった仕事しかできません。それは、自宅での失敗と経験が今の自分の 
 「仕事のほこり」であり、それが心の財産となりました。だから、僕にとっては自宅の素材選びの失敗が経験となり素材にこだわりを 
 持てるようになりました。僕が、今、自宅のリフォームをするなら素材 
 にこだわった自然素材の家づくりをします。僕が、今、自宅を新築するなら素材にこだわった 
 自然素材の家づくりをします。お客さんの家づくりと自分の家づくりと同じ気持ちで 
 素材にこだわった自然素材の家づくりをします。サイトウホームではもっと、分かりやすくを1番に考えています。 




